プログラムを作成するにあたって絶対に使用するものが変数です。
この記事はプログラミングの初心者に向けて記事を書いています。
この変数を理解することにより、プログラム作成が容易になるのは確実です。ぜひ理解していってください。
変数とは?
自分でいうのもなんですが、わかりやすい例を作成しましたので、読んでみてください。
変数とは値やオブジェクトを保存しておく箱のことです。とはよく言いますが、使ってみないと正直わからないと思います。読むだけでは理解しづらいです。使ったらざっくりはすぐに理解できます。
しかし、そこで終わってはだめだと思うので、新しい例を出したいと思います。
変数とはコップです。コップにはある時にはお茶を、ある時はコーラを、ある時はジンジャーエールを入れて飲むことができます。
- コップ(変数)を作ることを【宣言】といいます。
- コップ(変数)に飲み物を入れることを【代入】といいます。
- コップ(変数)の飲み物を飲むことを【取得】といいます。
【宣言】の仕方によってコップの使用用途が決定されます。
例えば、飲み物を入れるコップを作ったのにチャーハン(食べ物)を入れたら、エクセルさんはめっちゃ起こります。「人生(プログラム)やり直せ」とまで言われます。
でも次の場合は怒られないです。
何入れるかわからない【宣言していない】バケツを作りました。のどが渇いたので、バケツにジンジャーエールを入れました。エクセルさんは顔を引きつりながらも許してくれます。
次に洗わずにお茶を入れます。
エクセルさんは顔面蒼白になりながらも見て見ぬふりをしてくれます。
理由はバケツを〇〇用と決めなかったため、何が入っても怒らないのです。
でもバケツを飲み物用と宣言するとオムライスとかいれるとめっちゃ怒ります。なんでやねん。(ちゃんと理由はあるんですが、割愛します。笑)
変数とはこういうものです!理解できましたでしょうか?
自分で書いててふざけてるのかな?と思いますが、大真面目です!
変数の宣言方法
変数の宣言の仕方は以下の方法の2つです。
Dim 変数の名前 As 変数の種類 '変数の種類のものしか入りません
Dim 変数の名前 'なんでも入ります。
ちなみに宣言せずにいきなり代入しようとしても問題なく動作しますが、できれば宣言をした方がいいと思います。努めて宣言するようにしましょう。
慣れるまでは変数の種類はつけずに宣言した方がいいかと思いますが、エラーが発生した時にどこが悪いのか見つけづらくなってしまったりするので、わかるなら変数の種類を入れておきましょう。
変数にはたくさんの種類がある。
いろいろな変数の種類が存在しますが、VBAではなんでもかんでも入れることのできる倉庫のような存在の種類があります。
【Variant】 型です。
この記事を読まれている方は初心者の方がおおいと思うので、たくさんあるとか言いながら、一つだけしか紹介しません。
変数ごとに値の入力方法が違う
変数を一つしか紹介していませんが、変数に入れる値によって入力の仕方が違います。
2種類しかないので、簡単に説明します。
変数 = 文字・数字・真偽値
Set 変数 = オブジェクト(ブック・シート・レンジ(セルの複数範囲)・セル・テーブル等)
です。
この部分でエラーが発生した場合は大体Setを付ければうまくいきます。
もちろんスペルミスはだめですよ。
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