この記事は仕訳帳、総勘定元帳を作成したいと思っている方や、作成した仕訳帳を総勘定元帳に自動で転記するVBAを作成したい(VBAを学びたい)と思っている方に向けて書いています。
会社や使用方法によってフォーマットは変わってくると思うので、今回は応用的に使えるような簡易的なものを作成していきます。
プログラミングは学んでから作る!というより作りながら学んだ方が確実に知識を吸収できますし、必要なことのみを学ぶことができるので、効率がいいと思います。
データの基礎を作成しよう!
エクセルデータのシート構成
今回作成するエクセルのシートは
- 仕訳帳
- 総勘定元帳
- データベース
この3種類のシートを作成していきます。
各シートの具体的な構成
仕訳帳
このシートは入力がメインのシートなので、入力しやすいようにリストから選択できるようにします。
総勘定元帳
総勘定元帳とは仕訳帳を各勘定科目ごとに振り分けたデータまたはファイルのことを指します。
仕訳帳から各勘定科目への振り分けを実行するマクロを作成します。
データベース
仕訳帳に入力する勘定科目を作成しておきます。
ここに新しい勘定科目を追加することで、仕訳帳の入力規則も追加されるようにテーブル化しておきます。
また、新しい勘定科目でできた場合等に追加できるように新しい勘定科目のシートを作成するマクロを作成してボタン形式で設置します。
フォーマット配布
フォーマットを持っていない方は下記のデータを使用して作成してみてください。
下記の仕訳帳データはまだマクロが記述されていません。
これから3回に分けてマクロを作成していきますが、下記のデータをもとにコードを書いていきますので、使用していただけたらと思います。
一応完成形も添付しておきます。
とりあえず、マクロを使った仕訳帳、総勘定元帳が使用したい方は下記のデータをダウンロードしてください。
作成するマクロの一覧
勘定科目ごとにシートを作成するマクロ
このマクロは勘定科目ごとのシートを作成するマクロです。
勘定科目が増えた場合等に使用します。
借方科目と借方金額を勘定科目シートへ転記するマクロ
このマクロは借方金額や借方科目の項目等を各勘定科目へ転記するマクロです。
貸方科目と貸方金額を勘定科目シートへ転記するマクロ
このマクロは貸方金額や貸方科目の項目等を各勘定科目へ転記するマクロです。
次回は勘定科目ごとにシートを作成するマクロを作成していきます。
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